『グー』『チョキ』『パー』の手を出して勝ち負けを決める「じゃんけん遊び」。
運の要素が強く子供たちが平等に遊ぶことができ、道具も必要ないのでちょっとした時間に気軽に遊べます!
今回は「じゃんけん遊びを始められる時期」や「学び方」、「じゃんけんを使った遊び」などたくさんご紹介します。
じゃんけんは色んなところで使われますので、子供と楽しく遊んでぜひマスターさせてあげましょう♪
じゃんけんは、何歳から遊べる?
わが子は3歳6ヶ月頃から練習を始めて、1ヶ月後にはルールを理解して遊べるようになりました。
一般的には、2歳児からじゃんけんに取り組めるようになります!
『グー』『チョキ』『パー』の基本となる手指を自由に形づくることができるようになるには、特に『チョキ』が難しく、手指でこの形を作ることができるようになる年齢は3歳0ヶ月~といわれています。
じゃんけん遊びをする際は、最初はルールを覚えるというよりも「手遊び歌」などで手指の練習をしましょう。
じゃんけん遊びは「勝ち負け」を学べる大事な教育
じゃんけん遊びは、平等なルールで「勝ち負け」が学べる大事なゲームです。
じゃんけん遊びには『グー』『チョキ』『パー』の手の形で勝ち負けが決まるという簡単ルールがあります。
単純で分かりやすく、自分たちで勝敗を判断できるため、子供が初めて「勝負」という概念を理解するのに役立ちます。
保育園・幼稚園などでも、遊びを行う際にもよく使うので、ルールを覚えさせておいてあげると子供も将来慌てなくて済みますよ!
普通のじゃんけん遊びは、1人ではできません。
家族や友達と一緒に行うことでみんなと遊ぶ楽しさを知り、子供の成長を促すことにもなります。
「みんなと一緒に遊ぶ」という楽しさも知ってもらいましょう♪
じゃんけんの教え方
人との関わりが増えるにつれ、使う場面が多くなる「じゃんけん」ですが、初めはその仕組みを理解できなかったり、タイミングを合わせて手を出すことが難しかったりするもの。
今回は、子供にじゃんけんを教えるコツをご紹介します!
1.リズムを覚える
初めに、「タイミングを合わせて手を出す」という練習をしましょう。
「じゃん・けん・ぽん!」と言いながら『グー』『チョキ』『パー』いずれかを出し、子供には同じタイミングで同じ手を出してもらいます。
「じゃん・けん・ぽん!」の前に「最初はグー!」と入れるとタイミングが掴みやすくなりますよ!
『チョキ』は手指の形を作ることが難しいので、できない子はまず手の形から練習するのがオススメです。
この段階では楽しさを理解してもらうため、同じタイミングで出せたら勝敗に限らず褒めちぎってあげましょう♪
2.ルールを理解する
リズムを覚えることができたら、次にじゃんけんのルールを説明します。
どの手がどの手に勝つのか、という仕組みを1つずつ伝えましょう。
このとき、
グー → 石
チョキ → ハサミ
パー → 紙
という例を出してあげると、よく理解してくれます。
「石(グー)はハサミ(チョキ)を壊せる」
「ハサミ(チョキ)は紙(パー)を切れる」
「紙(パー)は石(グー)を包み込める」
といったように、感覚的に強さが分かるようにするといいでしょう。
イラストや本物を用意して、実際にやって見せるのがおすすめです!
じゃんけんの練習に役立つ「手遊び歌」
じゃんけんを学ぶのに役に立つ動画を紹介します!
子供は歌や動画が大好きなので、凄い集中力で遊んで学んでくれますよ♪
じゃんけん遊びをするための手指の練習
手指とリズムの練習ができるアンパンマンじゃんけん
じゃんけんのルールを理解できたら、色々な遊びを楽しもう
じゃんけんができるようになったら、じゃんけんを使ったいろんな遊びをしてみましょう!
1.後出しじゃんけん
遊べる年齢:3歳児・4歳児・5歳児
遊べる人数:2人~
遊び方(ルール説明)
- ママパパが「じゃんけんぽん!」と好きな手を出します。
- その後すぐに「ぽん!」と1呼吸遅れて子供にも手を出させます。
- 子供がじゃんけんに勝つことができれば成功です!
ポイント
ママパパが初めに「勝って!」や「負けて!」や「あいこにして!」と指示をだすことで、ゲーム性が高まってより楽しめます。
瞬発力や思考力を育むことができますよ♪
2.あっち向いてホイ(あっちむいてほい)
遊べる年齢:4歳児・5歳児
遊べる人数:2人~
遊び方(ルール説明)
- 子供と向かい合って、じゃんけんをします。
- じゃんけんに勝った方が「あっちむいて~・・・」と言いながら相手の顔に指を指し、「ほい!」と言うタイミングで上下左右いずれかに向けます。
- じゃんけんに負けたほうが「ほい!」のタイミングで上下左右いずれかに顔を向けます。
- 指をさした方向と顔を向けた方向が一致したら、指をさした方の勝ちです!
一致しなかった場合は、一致するまで1~4を繰り返します。
ポイント
「あっちむいてほい」は、最初から1人が指を指す役になれば、じゃんけんなしでも楽しむことができます。
初めはじゃんけんと、あっちむいてほいを分けて練習すると理解しやすいですよ♪
3.両手じゃんけん
遊べる年齢:4歳児・5歳児
遊べる人数:2人
遊び方(ルール説明)
- 掛け声に合わせてじゃんけんをします。
「じゃーんけーん ぽーい ぽーい どっちだすのー?」と言いながら両手をクロスして、両方の手で『グー』『チョキ』『パー』好きな手を出します。 - 「こっちだすの~」と言いながら、右手か左手好きな方を出します。
- どちらかが勝つまで繰り返します。
あいこになったら、「あーいこーで ぽーい ぽーい どっちだすのー?」と掛け声を変えましょう。
ポイント
地域によっては「じゃーんけーん ぽーい ぽーい どっち引くのー?」とルールが少し変わる歌もあるようです。
歌い方は、ママパパが馴染みのあるものを選びましょう。
自分と相手の両手を見比べて、どちらを出せば「勝てる」or「あいこに持ち込める」かを瞬時に考える必要があるので、瞬発力や判断力を鍛えることができますよ♪
4.股開きじゃんけん
遊べる年齢:4歳児・5歳児
遊べる人数:2人~
遊び方(ルール説明)
- じゃんけんをして、負けた方は足を横に1歩広げます。
- それを繰り返して、先に倒れてしまった方の負けです!
ポイント
じゃんけんに負けると少しずつバランスがとりにくくなっていく感覚が楽しく、盛り上がること間違いなし!
リーダーを1人作り、複数人がじゃんけんに参加する「勝ち抜き戦」にしても楽しいですよ♪
じゃんけん遊びで実際に遊んでみた感想
・子供が勝負に「勝った」時の、ニヤリ。とした顔を見ることができた
・ゲームのルールという概要を理解してくれるようになった
体力消耗の目安・疲れやすさ
普通のじゃんけんでは、身体はそんなに疲れませんが、頭を結構使ったり盛り上がるので寝つきは良くなりました!
子供の体力消耗度
大人の体力消耗度